説明
この構成パラメータは、V4.3.5 BP1バージョンから導入されました。
機能の概要
ob_java_connector_pathは、JNI(Java Native Interface)が外部テーブル(HDFS外部テーブルなど)へのアクセスや外部テーブルに対する処理の実行に必要とするConnector Jarパッケージのルートパスを設定します。このパスはob_java_home構成パラメータで指定されたパスと結合され、JVMのクラスロードパスを形成します。
適用対象
この構成パラメータはOceanBaseデータベースのMySQLモードにのみ適用されます。
権限要件
- 構成パラメータの確認
sysテナントとすべてのユーザーテナントはSHOW PARAMETERSステートメント、またはGV$OB_PARAMETERSビューを使用してこの構成パラメータを確認できます。 - 構成パラメータの変更 この構成パラメータは
sysテナントのみが変更でき、ユーザーテナントでは変更できません。
プロパティの説明
プロパティ |
説明 |
|---|---|
| パラメータタイプ | String |
| デフォルト値 | "" (空文字列) |
| 変更は可能か | はい。ALTER SYSTEM SETステートメントを使用して変更できます。 |
| OBServerノードの再起動が必要か | 不要です。設定は即時に反映されます。 |
使用方法
- この構成パラメータは、HDFS外部テーブルなどのJNI機能をサポートするために、OceanBaseデータベースのJava環境を有効にする構成パラメータの一つです。通常は
ob_enable_java_env、ob_java_home、ob_java_opts構成パラメータと併用する必要があります。 - 初期化にかかる時間:Java環境の初回初期化には時間がかかり、関連する外部テーブルへの初回クエリがタイムアウトする可能性があります。クエリのタイムアウト時間を適切に調整することを推奨します。その後のクエリでは再度初期化されません。
- デプロイの一貫性:複数マシンのデプロイ環境では、機能が正常に動作するように、すべてのOBServerノードで同じパスを設定し、そのパスが指すディレクトリが各ノードに存在することを確認する必要があります。
- パス要件:設定するパスは、Connector Jarパッケージが保存されているディレクトリを指す必要があります。実際に配布されるパッケージディレクトリに
current、hadoop、バージョンディレクトリ(例:vX.X.X、実際のバージョン番号はOceanBaseのバージョンによって異なる)などのエントリが含まれている場合、ob_java_connector_pathをcurrentディレクトリのパスに設定することを推奨します。 - 環境依存性:この機能を使用する前に、サーバーにJava環境(例:OpenJDK 8)を正しくインストールし、必要な環境変数を適切に設定しておく必要があります(例:
LD_LIBRARY_PATHにlibhdfs.soがあるディレクトリを設定)。
設定例
Java Connectorのパスを/home/admin/jni_packages/currentに設定します。
obclient> ALTER SYSTEM SET ob_java_connector_path = '/home/admin/jni_packages/current';
関連ドキュメント
- Java環境を有効にする構成パラメータ:ob_enable_java_env
- Javaインストールパスを設定する構成パラメータ:ob_java_home
- JVM起動パラメータを設定する構成パラメータ:ob_java_opts